これまで私がどんな花粉症人生だったか

これまで私がどんな花粉症人生だったか

私のくしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの始まりは幼少期まで遡ります。
記憶のある4,5歳のころから季節を問わず、鼻がぐずぐずして、息が苦しい。
慢性鼻炎でした。
寝るときは必ず枕元にティッシュの箱とゴミ箱。息苦しい日がほとんどなので、既に口呼吸になっており、「口を閉じて寝なさい」と言われていましたが、不可能でした。
こんな生活が幼児期からスタートしていました。 

それが、常に鼻がぐすぐす+時々暴発するというのか、くしゃみがとまらない、片時もティッシュを手放せない、そんな瞬間がよくあるようになりました。
病院で見てもらったところハウスダストと診断されました。
幼稚園の私はそれがかっこいいことのように思っており、自慢げに「病院でハウスダストって言われたんだよ~」と嬉しそうに母の友達に話し、
余計なことを言うなと怒られていたくらい呑気なものでしたが、症状はひどかったと思います。

よく覚えているのが、お友達の少し遠いところに住むおじいちゃん、おばあちゃんのお家にお友達と一緒によくお泊りさせてもらっていた頃のことです。
小学1年生の私にとって、お友達とお泊りなんて大冒険で本当に楽しい時間でしたが、古いお家だったからでしょうか、その家に入った途端にくしゃみが暴発、
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、このころには鼻にティッシュで栓をする技も身につけており、鼻に突っ込んで何事もなかったように遊んでいました(室内のみ)
寝るときはもちろん枕元にティッシュの箱とゴミ箱。
楽しい時間も常に鼻に不快感を抱えておりました。

そんな私にさらなる悲劇が襲い掛かります。
小学校2年生のときです。家族で菜の花畑に出かけました。自分の背丈ほどに伸びたあたり1面の菜の花畑、1,2キロは続くような広大な菜の花畑でした。
お花を摘んだり、かくれんぼしたり、長いこと遊んで楽しい一日を終えました。
それからおそらく1日2日経ってから、それはそれはひどい鼻の症状に襲われました。今までとは威力が違う。1日中、くしゃみ、鼻水が止まらない。次第に鼻づまりの症状もひどくなり、
なんだか頭がくらくらしてきたのを覚えています。母も同じ症状でした。

そろって病院に行ってみると、花粉症でした。
この時、病院で一体何に対してアレルギーがあるのかを調べてもらいました。
結果は、ハウスダスト、杉、ヒノキ、草数種(何か種類を言われたのかもしれませんが覚えていません)。
1年中アレルギー反応してしまう植物がありそうだということが判明しました。これまでも年中不快な状態でしたが、はっきりと結果がでて子供ながらに愕然としました。

菜の花の花粉を大量に吸い込みすぎたのか、それとも季節柄ひどい花粉症を引き起こす植物が生えていたのか、今となっても原因ははっきりしませんが、明らかにあの菜の花畑の日から、
私の過酷な花粉症人生はいよいよ本番を迎えました。

待ちに待った小学校の入学式。翌日から何より忘れてはいけないのがハンカチ。
埃っぽい学校はいつのまにか鼻水が垂れてくる状態。授業中もハンカチでしょっちゅう鼻を押さえて奮闘していました。
持ち物の少ない小学生の私ににとってハンカチはお守りのようなもので、忘れた日は、ソワソワ落ち着かず、「お願い鼻よ、暴発しないで!」
一日中そんな思いで過ごさなければならず、帰るころにはぐったりでした。

掃除の時間も、わたしだけそっと持参したマスクをする毎日でした、とても恥ずかしかったです。

また、鼻水、鼻づまりなど鼻そのものだけでなく、他にも支障がでてきました。
長年口を開けて寝つづけた結果、少しづつ出っ歯になっていました。歯医者さんに「口を閉じて寝ていますか、閉じないと前歯がでてくるし、虫歯になりやすいから」言われ
ものすごくショックでした。憎き鼻づまりのせいで、こんなところにも影響が出るなんて。
しかも口を閉じて寝るなんて私には不可能ということは十分わかっていたので、お先真っ暗でした。

中学生にもなると、中間、期末テストなど本格的に勉強が始まります。
花粉症で息をしているのがやっとという時でも、やらなければなりません。
頭はぼーっとして、鼻をかみ続けるのに忙しく、鼻にティッシュで栓をして、やっとシャーペンを握りしめ集中する。と、2~3分で鼻を含んだティッシュは耐え切れず、また交換。
正直勉強どころではありませんでした。

学校行事のキャンプ、修学旅行は必ず大量のポケットティッシュとビニール袋が必需品でした。
あらゆるポケットに忍ばせ、いろんな場面を想定して。この準備が花粉症の私にとって、そのイベントが楽しくなるか否かを大きく左右するのです。
まして緑豊かなキャンプなんて、自ら敵の罠に入っていくようなものでした。

これは社会人になっても続き、どんなに辛い症状の時でも、集中を求められる仕事でしたのでハードでした。
しかし年齢的に自分でいろいろな方法を試すことが出来るようになったことと、
このころには花粉症患者も増え、関連グッズや対策用品がいろいろと発売されたりと、根本治癒ではないけれど、子どものころに比べずいぶん環境は良くなりました。

精油をリトマス紙のようなものに、1滴たらし、ポケットに入れておき、鼻づまりの時に嗅いで呼吸を楽にして、そのいい香りに癒されたりしていました。
接客でマスクができなかったので(当時はマスクをしている人はよっぽどの重病人くらいでした)、鼻炎薬に頼っていましたが、
飲むのを躊躇するくらいの、喉の渇き、無理やり鼻水を止めている感じの鼻づまり、眠気で、正直楽になったかどうかは分かりませんでしたが、鼻を垂れながら仕事できないので飲んでいました。
長期間服用し続けると、今度は効かなくなります。ありとあらゆる鼻炎薬を飲みました。そのうち自分にあったものが2、3種類に絞られ、それらをローテーションして飲んでいました。
治療したいと願って耳鼻科にも通いましたが、予防、症状軽減しかなく、治癒するには体質改善しかないということでした。
結局は処方された薬や市販の鼻炎薬を飲み続けました。

自宅では、せめて睡眠だけはしっかりとりたいとあらゆる方法も試しました。

どの方法も少しでも症状を楽にする、それも持続的ではない、ずっと苦しいよりもよっぽどましですが、この苦しさから永遠に開放されたい、そう考えるようになりました。
体質改善、どのようにするのだろうか、いろいろ調べるうちに食べ物が大事だということが分かってきました。
また、加工品やお菓子など毎日口にする食品添加物、あらゆる日用品に含まれている化学物質、これらが密接にかかわっている事も分かりました。

どこから手をつけていいのか分かりませんでしたが、まずは台所洗剤、シャンプー、リンス、洗顔などを無添加といわれるものに変えていきました。
はじめは、肌も髪もゴワゴワして嫌でしたが、慣れてくると、むしろ今まで使っていた人工的な香りと石油系のぬるぬるした感じが苦手になりました。
肌も髪も前よりきれいになりました。
まだ、花粉症は軽減していませんでしたが、添加物や化学物質は減らしたほうが体に良い影響があることを実感しました。

デトックスが体質改善につながると聞き、デトックスに効果のありそうなサプリメントや飲料をいろいろ試しました。
しかしあるとき、その成分をよく見てみると、デトックスのために飲んでいた飲料にカタカナの化学物質が含まれていました。
サプリメントもそうでした、100%安全なものではなく、余計なものが入っていました。

すぐに効果は出ずに不安になりもしましたが、30年以上の花粉症はそう簡単に治るものではないだろうと思い直し、いろいろ良いと思われるものを試しました。

花粉症の完全治癒を目指して、1年半。
現在私は、あれほど手放せなかった花粉症の薬を飲むことがなくなりました。
花粉症の時期に翌日寝込むことを覚悟して、レジャーで山に行きましたが、軽くくしゃみが出る程度で花粉症の症状はほとんど出ませんでした。
以前の私なら、鼻、目、喉を襲うかゆみ、鼻水、痛みで呼吸困難になっているような状態だったのに。

まだ100%完治ではないと感じていますが、今は花粉症に悩まされることはなくなりました。
花粉症は即治る薬はありませんが、根気よくあきらめなければ、その苦しみから解放されるまでに良くなるものだと思います。
身をもって体験した私の経験を、以前の私と同じように苦しんでいる多くの方のお役に少しでも立てればという思いで、お届けできればと思っています。

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